あんしんサービスからのお知らせ
2018.04.27
緊張した!!
GWいかがお過ごしでしょうか?
今日は、新聞の力と子育て・人材育成セミナーを学んで良かったことを書きます。緊張のあまり写真を取り忘れてしまいましたので、やっと春が訪れた山中湖の様子を伝えたいと思います。
ある日「天野さん、○○高校の放送部の顧問をしている者です。放送部の生徒が、天野さんのひきこもりの新聞記事を読んで、とても興味を持ったのでお話を聞きたいようですが、いかがですか?」と、母校の先生から電話がありました。
この春から息子が入学してお世話になるので、「いいですよ!」と気軽に返事をしましたが、数日してメールが届くと、NHK杯全国高校放送コンテストの応募作品の取材でした。
今までこうした経験がなく、メールが来てから取材の日まで生きた心地がしませんでした。当日は、36年前に学んだ懐かしい教室に案内されると、ビデオカメラ・マイク・ICレコーダーなどの機材が本格的にセットしてあり、インタビューをする放送部の女子生徒達がスタンバイしていました。
お互いに、緊張感がある中で取材がスタートしました。
「何がきっかけで、ひきこもりになりましたか?」「その時に家族や友人は、どのように関わりましたか?」「社会復帰したきっかけは?」と質問がと盛りだくさんとありましたが、一番興味を持っていただいたことは、CL学習会が長く続いていることでした。
取材終了後、生徒から「スマホがやめられなくて困っています。親にも叱られていますが・・・。どうしたらいいですか?」と質問がありました。「親に、スマホを預けるといいかもね!」と、一刻も早く、この緊張感を脱したいと思い、あまり考えないで答えてしまいました。
会社に戻り落ちつくと、質問をしてくれた生徒のスッキリしていない表情が頭から離れず、顧問の先生に次のメールを送りました。
質問をしてくれた生徒の表情が気になり、メールしました。
私はすぐにアドバイスをしてしまいましたが、まず「このままいくと、どうなるかな?」と考えてもらたり、イメージしてもらったことを聞いた後に「どうしたらいいと思う?」と本人案を聞いて、的外れでなかったらその案に挑戦してもらい。
本人案がなかったり、上手にいかなかった時に「私ならこうするよ!」とアドバイスした方が、生徒が自分で答えを探せたかもしれないと反省しています。ぜひ、そのように先生に試してもらえないでしょうか?
と、お願いしましたが、正直なところ、子育て・人材セミナーで学んだ対応をそのまま活用させてもらいました。
数日後、「生徒はスマホ時間を決めて、その時間が来るとアラームがなるようにして頑張っていますが、とても楽しそうです。お恥ずかしい話、教員になり20年たちますが、生徒が自分で答えを見つける前に、私の価値観を押しつけて、生徒の可能性を潰していたかもしれないと気づきました。又、相談させて下さい。」とメールをくれました。
あらためて、素晴らしいセミナーを学んでいたことと、新聞の影響力の大きさに驚いた出来事でした。
もしかしたら、かわいい女子高校生が、山中湖CL学習会に取材にくるかもしれません。
お仕事の方もいると思いますが、素敵なGWをお過ごし下さい!