あんしんサービスからのお知らせ
2018.08.26
ミッション
今日はこれからのミッションと意識していくことを書きます。
写真は山中湖のわかさぎの魅力を発信するポスター、公ラボ(わかさぎ実験所)です。
ひとつ目の私のミッションは「welcome100周年記念イベント」をすることです。
写真にあるポスターを制作する為わかさぎの歴史を調べている時に,山中湖のわかさぎは1919年2月に東京大学の雨宮教授が茨城県の霞ケ浦から卵を持って来てくださり、来年なんと山中湖にわかさぎ(公魚)の卵がきて100周年を迎えることに気づきました。
もうひとつのミッションは、わかさぎの安定供給です。
山中湖のわかさぎは毎年、北海道や長野から卵を買って放流していますが、卵の仕入先で全くわかさぎがいないという放流自体が危ぶまれるピンチな状況です。特に今年はわかさぎがとれなくて料理を出せない宿や食堂が沢山あり、わかチョビの仕込みも出来ない状況でした。困っていたところわかさぎの魅力を発信するポスターを見た同級生から「わかさぎの養殖やってみない?養殖に難しいうなきやアワビでも成功しているからわかさぎもいけるかもよ!」と声をかけてくれたことがきっかけで、この6月に公ラボ(わかさぎの実験所)をはじめました。公ラボは、微生物の力に助けてもらい自然を本来の姿に戻すことができる特殊な技術を駆使しています。
微生物が魚のフンを食べて酸素にかえたり、水を綺麗にしてくれますので、排水設備などがいらないため低コストで場所も問わないところが魅力的です。現在山中湖のわかさぎ、鯉、モロコ、うなぎ、エビを試しに養殖していますが、順調に成長しています。うなぎは小さいものや網で傷ついて弱ったものを預かり、大きく・元気にして湖に戻す予定です。
養殖実験が成功したら徐々に規模を大きくして山中湖に放流したり、品薄で困っている地元の店や宿に卸し、喜んでもらいたいと思っています。
2つのミッションをより良くするために私の癖を意識していくことが大切だと思います。
先日の経営塾で自社を紹介する機会がありましたが、あれもこれもでインパクトがなくそれを気にするとシンプルで物足りないところです。
まるでことわざにある帯に短し、たすきに長し中途半端で役に立たないそのものでした。
あれもこれも、盛りだくさんにしないかわりに「要は?」と的をしぼること、優先順位を明確にすることを意識してしていきます。
皆さんには、経営塾や次のブログ担当で良い報告ができるようにしていきたいです!
暑さが戻ってきましたので、くれぐれも無理をしないで下さいね。